家づくりのマメ知識
池田市で注文住宅をご検討中の方へ!外観で人気のある和モダンをご紹介!
和モダンの住宅とは何か知りたい方は多くいらっしゃると思います。
おしゃれな住宅を建てたい方にはぴったりな和モダンの住宅について解説していきます。
「和モダンな住宅とは何か」「和モダンな住宅にするための色選びの方法」「和モダンな住宅の間取りにおける注意点」といったポイントを詳しく見ていきましょう。
□和モダンな住宅とはどのようなものなの
みなさんは和モダンな住宅と聞いてどのようなイメージを浮かべますか。
和風の住宅はイメージがつきやすいと思いますが、和モダンはどのようなものかわからないという方も多いと思います。
和モダンな住宅とは、現代の生活スタイルに合ったシンプルなデザインに和風のテイストを入れている住宅のことを指します。
京都の町家のような純和風の住宅だと、現代の生活スタイルには合わないかもしれません。
柱と梁を組んだ軸組工法を使い、屋根に瓦をふいた建物として代表的な書院造りや数寄屋造りといった伝統的な和風の住宅に住むと、生活がしづらいと感じることでしょう。
住みやすさはそのままに、和風のテイストを取り入れたいという方には和モダンの住宅はおすすめです。
構造的には一般的な間取りにしているのですが、要所要所で使われる建材が和風なので、かなり和の雰囲気を演出できます。
具体的には、襖や障子を間仕切りとして使ったり、畳を取り入れたり、家具を美しい木製のものにしたりといったことを行います。
ただし、シンプルでモダンなテイストも取り入れるので、ほとんどの部分が和のテイストになるわけではありません。
そのため、バランスよく和洋折衷の良い雰囲気を演出できるでしょう。
和の要素はなるべく視線を集めるような形にして、アクセントとして使うことがポイントです。
□和モダンな住宅にするための色選びのコツについて解説
色選びのコツは大きく分けて3つあるのでそれぞれ詳しく見ていきましょう。
*伝統色を使いこなそう
和モダンな住宅にするためには、外観が和風に見えることが欠かせません。
そのためには、相性のいい色を使う必要があるのですが、その色合いには様々な種類があります。
例えば、うぐいす色や胡桃色、わさび色などの昔から日本にいる鳥や植物、食べ物の色が代表的です。
それぞれの特徴は、彩度が低くややくすんだ色合いであることです。
赤や黄色、茶色などの7系統の色合いの中でおよそ400色以上の種類があるので、最も自分に適している色を選びましょう。
*木目を活かせるようなデザインにしよう
和のテイストを取り入れるのであれば、木目を活かせるようなデザインにすることは必須です。
和風の住宅であれば、軒天、破風板、鼻隠し、面格子、ベランダの笠木などの部分に木材が使用されることが多いでしょう。
和モダンな住宅の場合もある程度似通った作りになるので、これらの木目を活かすことが大切です。
木材が持つ柔らかい雰囲気や色合いなどによって、シンプルでモダンな作りだが、暮らしやすさが感じられるといった和モダンな住宅の良さが際立ちます。
外壁や内装の色合いなどを意識して、木目を活かせるようなデザインにすると良いでしょう。
木目を活かせるような塗装を行いたい場合は浸透型塗料を使うと良いでしょう。
浸透型塗料は木材の内部にまで浸透するため、紫外線や雨漏れによる劣化を防いでくれる一方で、木目が綺麗に残ります。
耐水性があまり高くないので、定期的に塗り替える必要がありますが、和モダンでおしゃれな住宅を演出できます。
もし、軒天部分があるのであれば、クリヤー塗装で保護するように塗装しましょう。
そうすることで、木目を活かしつつ、綺麗な状態を保てます。
*エクステリアの色も合わせよう
外壁や内装だけでなく、エクステリア部分も忘れずに考えるようにしましょう。
住宅の雰囲気は全体によって決まります。
住宅にはポストや植木、フェンス、塀、庭、花壇などの様々なエクステリアの部分があります。
それらの色合いを無視して外壁の色を決めてしまうと、調和性がなくなり、掴み所のない雰囲気になってしまうでしょう。
そのようなことを避けるためにも、必ずエクステリア部分を考慮する必要があります。
実際の家の外観写真を使って、カラーシミュレーションをしたり、エクステリア一つずつの色合いを考えたりして決めていきましょう。
□和モダンな家を作る際に注意するべきことについて解説
和モダンな住宅はとてもおしゃれで様々な良さがありますが、いくつか注意点があります。
3つの注意点があるので詳細を見ていきましょう。
*漆喰にするとメンテナンスがとても大変になる
消石灰を原料としている真っ白で上品な雰囲気になるのが特徴の外壁のことを漆喰と呼びます。
漆喰は少しずつ塗りあげて作っていくので、波模様のようなおしゃれな外観になります。
上質な漆喰を使っている外壁だと100年以上持つこともありますが、定期的にメンテナンスをしてあげる必要があります。
ひび割れが発生したり、汚れが付着したりすることが多いので、劣化しやすいのがデメリットだと言えるでしょう。
美しい状態を保つためには、日々のお手入れを欠かさないようにしてくださいね。
*防音機能が高くなるようにしよう
和モダンな住宅の場合は、襖や障子を使うことが多いので、防音性能を担保しづらいことが注意点としてあげられます。
せっかく綺麗な住宅に住めたとしても、家族間のプライバシーが守られなくなったり、近隣の住民の方に生活音が漏れやすくなってしまったりするのは嫌ですよね。
そのような事態を避けるために、和モダンな住宅の場合は必ず防音性能を意識するようにしましょう。
重厚感のある扉や防音性能が高い壁にすることをおすすめします。
音は振動によって伝わっていくので、振動を吸収する吸音性や振動を遮断する遮音性がある建材を取り入れることが大切です。
遮音性を高めるためには、コンクリートや鉄板、石膏などの素材を使うことが多いのですが、和モダンの場合は壁の中に遮音シートを入れると良いでしょう。
和の雰囲気を損なわないために、遮音シートを壁の中に組み込むことをおすすめします。
また、壁の中にウレタンフォームやロックウール、グラスウールなどの吸音性が高い素材を取り入れることで、さらに防音性能を高められます。
*耐用年数が異なる建材を使うためにリフォーム時期が異なる
先述したように、漆喰は長期間保つことがあるのですが、定期的に塗り直したりメンテナンスをしたりする必要があります。
しかし、他の外壁材の中にはより耐久性が高いものや低いものがあります。
サイディング材の場合は耐久性は比較的低いと言えるでしょう。
和モダンの住宅を作る際には、それらの外壁材を組み合わせて外観を作ることがあるので、それぞれの外壁材のリフォーム時期が異なる場合があります。
そうした理由から、どの箇所にリフォームが必要なのかを常に把握する必要があるでしょう。
注文住宅の建設を依頼する会社にどのような素材を使うのか、またメンテナンスの時期はどのくらいかなどを聞いておくことをおすすめします。
□まとめ
「和モダンな住宅とは何か」「和モダンな住宅にするための色選びの方法」「和モダンな住宅の間取りにおける注意点」についてご理解いただけたでしょうか。
和モダンな住宅にする上では、色選びがとても大切です。
これらを参考にしておしゃれな和モダンの住宅になるように、注文住宅を建てましょう。
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