家づくりのマメ知識
大阪で注文住宅をお考えの方へ!子ども部屋の配置や広さについて紹介します!
注文住宅を検討する際、子ども部屋についてお困りではないでしょうか。
子供部屋は欲しいものの、家の中の配置や広さをどうすべきかわからない方は多いです。
しかし、適当に決めてしまうと後で悔やむことになるかもしれません。
今回は、注文住宅における子ども部屋の配置や広さについて、大阪の業者が解説します。
□子ども部屋の配置について
自由に計画できる注文住宅だからこそ、部屋の配置にはこだわりたいですよね。
当然、子ども部屋も例外ではありません。
では、どのようなことに注意して配置を決めるべきなのでしょうか。
*日当たり
部屋の配置を考える上でまず考えるのが日当たりでしょう。
考え方の1つとして、子ども部屋は日当たりの良いところに作りたいというものがあります。
一方、昼間は学校等であまり使わないため、日当たりは特に気にしないという考え方もあります。
これは家庭の状況によって異なりますので、どちらが正解ということはないでしょう。
また、子ども部屋に限らず、日当たりの良い場所に何の部屋を配置するかは重要な問題ですよね。
基本的に最も日当たりが良いのは2階の南向きですので、そこに子ども部屋を配置するべきかどうか検討しましょう。
子ども部屋を日当たりの悪い場所に配置する場合、部屋に開放感を持たせると良いでしょう。
具体的には、植物や外の景色などが見えるようにする、外の風が入りやすいようにする、などの工夫ができるのではないでしょうか。
*リビングを通る配置
子どもとのコミュニケーションを大事にするならば、玄関から子供部屋に行くまでに、リビングを通るように配置しましょう。
学校に行くようになると、子どもとのコミュニケーションは減ってしまうことがあります。
そうならないように、自然と親子が顔を合わせる機会を増やす工夫をしましょう。
また、子ども部屋をリビングから遠いところに配置すると、面倒であまり使わなくなってしまうかもしれません。
それぞれの家庭事情に合わせた場所に配置することをおすすめします。
*音への配慮
子ども部屋の環境にも配慮して部屋の配置を決めましょう。
特に、音については十分に検討すべきです。
子ども部屋は将来的には、受験勉強などに使われる可能性が高いです。
その場合、静かな環境が必要になる可能性がありますよね。
そのため、リビングや水回りから離れた位置に子ども部屋を配置することも考えられます。
その一方で、リビングなど、人がいるスペースの方が勉強しやすいという人もいますよね。
勉強をリビングで行う場合、子ども部屋の使用頻度も変わってきますので、部屋の配置にも関係してきます。
静かな環境が必要かどうかは考え方次第ですので、家族で十分に話し合うべきでしょう。
□子ども部屋の広さについて
子ども部屋の広さについては、ある程度相場が決まっていると言えるでしょう。
子ども1人の部屋なら、4.5畳から6畳程度が一般的です。
4.5畳の場合、学習机とベッドが入ってちょうどぴったりの広さです。
大きな本棚やテレビなど、たくさんの物を置くには少し狭いかもしれません。
6畳の場合、棚を置いても余裕があり、友達を数人呼んでも大丈夫といった広さです。
もっと狭い部屋ですと、4畳より狭いものも実際にあります。
その場合、ベッドが机と一体になった物を使用すればスペースを有効活用できます。
基本的に部屋は広い方が良いと思われがちですが、子どもの場合はそうとも限りません。
狭い方が安心する子どももいますし、少ないスペースを有効活用するため、自然と整理整頓を学ぶかもしれません。
また、家全体の大きさとのバランスから子ども部屋の大きさを検討できます。
子ども部屋を2つ設けると仮定すると、30坪程度の家でしたら、4.5畳がちょうど良いでしょう。
35坪程度でしたら、基本的には6畳ほどの子ども部屋を設けられるでしょう。
もちろんこの目安にとらわれる必要はありませんが、家の割にに広い子ども部屋を設ける場合、別の部分で調整する必要があることを考慮しましょう。
さらに、子ども部屋の広さについて夫婦間での感覚をすり合わせておくことは重要です。
子ども部屋の広さについては、自分の育った家庭を基準に考えがちです。
広い部屋を与えられた人は子どもにも広い部屋を与えるのが当然と考えますし、子ども部屋が無かった人は特に関心を持たない傾向にあります。
意見が合わない可能性もありますが、十分に話し合いましょう。
□子ども部屋の収納について
収納については、まず子ども部屋に何を置くのか検討する必要があります。
衣服や勉強道具、遊び道具など、子どものものを子供部屋の中に収納する場合、それ相応の場所が必要です。
そのような場合、あまりにも広い収納を設けることはおすすめしません。
子どものものは、成長とともに買い替えが必要になることが多いですよね。
そのため、不要になったものを捨てずにとっておくと莫大な量になります。
それらを適宜処分するためにも、収納は最低限とし、広すぎない方が良いでしょう。
□子ども部屋の作りにおけるアイデアについて
家の間取りの計画が自由であるのと同様に、子ども部屋も自由に計画できます。
1人1部屋用意し、空き部屋のまま子どもが必要になるまで待っているのでは、せっかく工夫して建てた家を有効活用できないですよね。
ここでは、より良い子ども部屋を計画するためのアイデアをご紹介します。
*広い部屋を仕切る
2人以上子どもがいる場合、子どもの面倒を別々に見るのは大変ですよね。
そこで、小さいうちは広い部屋で一緒に遊ばせ、大きくなったら仕切りを作って個室にするという方法があります。
この方法を検討する場合、注意すべきことがあります。
それは、扉や窓、照明を複数用意する必要があることです。
また、忘れがちですが、コンセントの配線も用意する必要があることに注意しましょう。
これらの設備がないと後からリフォームすることになるので、注意してください。
また、このような広い子ども部屋を、家族全員の寝室として使うこともできます。
子どもが小さい時は特に、家族全員で寝ることもあるのではないでしょうか。
4.5畳を将来2部屋にするとしても9畳ですので、家族で寝るには十分広い部屋ですよね。
親の帰りが遅い場合でも、寝室が同じであることで、すぐに子どもが寝れているか確認できます。
仕切りの工事は比較的簡単に済みますので、家の計画の際に相談しましょう。
*用途別に分けて使う
子ども部屋を用途別に使う場合は、初めから複数の部屋を用意します。
子どもが小さいうちは、一緒に遊ぶ部屋と寝室で使い分け、大きくなったら部屋をそれぞれの個室にしましょう。
こうすることで、広い遊び場と人数分の個室を確保できます。
個室への移行時期の問題から、年の近い兄弟の場合におすすめの方法です。
*勉強用の共有スペースを設ける
寝室として狭めの個室を人数分用意し、別で勉強用の共有スペースを設ける方法もあります。
兄弟が多い場合は、寝室1つ1つを狭くすることでスペースが大きく節約できます。
また、兄弟の年齢が離れている場合にも有効ですね。
このように、形にとらわれない部屋の使い方を検討することが重要ですね。
また、検討の際には子どもの人数と年齢差に注意し、家庭状況に合った計画を立てましょう。
□まとめ
子ども部屋の配置や広さ、有効活用する方法についてご紹介しました。
配置を決める際には、日当たりや音などの環境を考慮しましょう。
また、広さは4.5畳から6畳が目安とされています。
形にとらわれずに自由な計画をして、より良い子ども部屋を作りましょう。
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