BLOG
春はそこまで
2017/02/09(木)
日々のこと
ちょっと前のことになりますが、先日、京都の八坂神社に行ってきました。
お目当ては、これ!
毎年、節分には豆まきをするんです。
まずは舞妓さんの奉納の踊りから。
優雅な身のこなしについ見とれてしまいます。
ほどなくして舞も終わり、いよいよ豆まきに。
装束を身にまとった年男・年女の人たちがぞろぞろと現れ、舞妓さんとともに豆まきの準備に入ります。
ん??小僧さん???
…にしては怪しいなあ。
太鼓の音とともに、豆まきが始まりました。
まあとりあえず、すごい人、人、人。
始まりの合図とともに、どんだけ出てくるねん!というくらい豆を取ろうとする手が天に向かって伸びてきます。
ただでさえものすごい人なので後方にいる私はもちろん取れず…。笑
しかし、皆さんすごい気迫ですね~~。
舞妓さんも福は~内~♪(ここでは『鬼は外』は言わないんです)と豆と一緒に笑顔もまいています。
そうして豆まきも終わり、皆さん撤収していきました。
しばらくすると、向こうのほうに人だかりが。
よくよく見ると、カメラを持ってる人がめちゃ多い。
なんだなんだ?
舞妓さんの出待ちだったようです。
私も待ち人にもまれながら待っているとほどなく舞妓さんたちが。
あれ、また小僧さん??
…の後に。
あれ??舞妓さん以外もいる???
これはおばけといって、節分の日には舞妓さんたちが仮装をするんです。
日本版ハロウィンてなところでしょうか。
旧暦では立春が新年とされていました。
つまり、節分は大晦日。
厄災を落とすということと魔物に気づかれないように仮装し、
新年を迎えるというう風習が江戸時代にはあったようです。
近年、町おこしの意味もあって復活したようですね。
夜の先斗町にはこんな方々も。
暦の上ではもう春。
暖かくなる日が待ち遠しいですね。